整体院開業までの院長の経緯

16年前に理学療法士という国家資格を取得して、大阪府池田市にある病院に就職しました。

そこは肩や膝などの痛みを抱えておられる患者さんが診察に通ってくる方のリハビリや手術した直後の方のリハビリを行い、手術前の生活に戻るリハビリをしていました。たくさんの患者さんをみさせて頂き、毎日の自分のリハビリを振り返ったり、休みの日も講習会や勉強会に参加して知識と技術を学び、少しでも患者さんを良くしたいと病院でのリハビリに励んでいました。

しかし、膝の痛みで通っていた方が膝の痛みがなくなってしばらくすると、転倒して入院し手術を受けたり、足の骨折で手術して痛みもなく歩けるようになった方がまた骨折して入院することになったりする経験があり、患者さんたちは家でどのように過ごしているんだろう?と思い、家での実際の生活をしっかり把握しないとまた骨折したりすることになるのではと考え、以前からお誘いを受けていた訪問でリハビリをする会社に転職しました。

訪問では80〜90歳代の方が中心で動きたくても動けない方、手術で入院したけど早く家に帰りたくなり、リハビリを充分に受けずに家に帰ってきた方、ずっと痛みを抱えて頑張って家事をしていた事が祟って動けなくなった方、進行性の疾患にかかって精神的に落ち込み気力を失った方などいろんな方のリハビリをしてきました。また訪問では介護に疲れているご家族や介護のことが分からずずっと不安を抱えているご家族を見て、リハビリを受けるご本人だけでなく家族の関りも見ることが出来ました。訪問でのリハビリをすることで最初はなかった笑顔がみられるようになってきたりすることは、とてもやりがいがありました。

私は役職にもついており、訪問では一番最初にそのお家に行くことが多く、一番苦しく大変な時期の本人やご家族をみたり、高齢でのリハビリで良くなっていくことに時間がどうしてもかかってしまう状況をみたりする中で、もっと長く、少しでも長く笑顔で過ごす老後を送れるようになってほしいという思いが出てきました。

そのためには50歳や60歳から健康意識をもってカラダの不具合を調整したり、少しのカラダの痛みを我慢せずに早いうちから施術をして痛みを緩和したり、病院で治らないと諦められた症状を諦めたままで放置せずに施術を受けてもらったりすることで、笑顔で健康で家族やお子さんなどの大切な人との幸せな時間を長く過ごして欲しいと思い、病院時代・訪問時代で合計15年間の理学療法士としての知識と経験を元に整体院を開業しました! 経験に裏打ちされた施術と熱い想いをもった情熱でお客さんを笑顔にしていきます!!

整体院 カラダのミカタ